数字は方法から生まれる
二つのダッシュボードが違う数字でも、どちらかがウェブ全体を完全に数えているとは限りません。対象範囲、観察単位、収集した集合が異なる場合があります。まず「同じルールを適用すると、どの記録が差を説明するか」という検証可能な問いを立てます。多い方が正確、新鮮、事業上有益とは断定できません。このガイドは読者のファイルを照合します。提供元を順位付けする精度研究とは別の作業です。
同じ対象と収集範囲にそろえる
対象が一文書、一ホスト名、またはサブドメインを含むグループなのかを記録します。文書モードはフラグメントだけを除き、プロトコル、ポート、パス、クエリを保持します。ホストモードはポートやプロトコルを問わずホスト名を比較し、ドメインモードは明示した接尾辞境界を使います。現行・履歴の選択、属性フィルター、収集タイムゾーン、出力の打ち切りも必要です。全履歴の画面と一部の現行リンクのCSVを同じ母集団として比べないでください。
各出所の範囲欄に、提供元、レポート、インデックス・現行履歴の選択、フィルター、出力上限、収集時刻を記録してください。最初に対象をそろえます。提供元の設定が本当に比較可能かは検証できません。収集日はリンクの公開日ではありません。
一つの集計単位を選ぶ
URLはブラウザー方式で正規化します。観察の識別ではフラグメントとアンカー・属性の原文を保持します。組と文書の単位ではフラグメントだけを除き、クエリ、パス、プロトコルを保持します。ドメインは私用接尾辞を含むPublic Suffix Listでまとめますが、所有者の一致は証明しません。転送やcanonicalは解決しません。
| 集計単位 | A | B | 両方のファイル | 和集合 |
|---|---|---|---|---|
| エクスポート内の観察 | 9 | 7 | 4 | 12 |
| リンク元とリンク先の組 | 7 | 6 | 5 | 8 |
| リンク元文書 | 6 | 5 | 4 | 7 |
| リンク元ホスト | 5 | 4 | 3 | 6 |
| 参照ドメイン | 4 | 4 | 3 | 5 |
Ahrefs · Backlinks / Referring domains
具体例の差を照合する
brand.exampleを同じ例示日に収集した架空教材です。Aは12件、Bは8件の入力があり、明示した除外後に9件と7件の観察が残ります。参照ドメインは両方4件ですが、共通は3件です。実際の提供元を測定した結果ではありません。
Aには最初に12件あります。重複一件、同ドメインのリンク元一件、対象外一件を除くと9件の観察になります。Bは8件から内部一件を除いて7件です。どちらも4ドメインですが、archive.exampleはAだけ、fresh.exampleはBだけです。和集合は5、共通は3です。片方のファイルにないドメインが、その提供元の完全な索引にも存在しないとは証明されません。数と構成を併せて確認する必要があります。
各データ元の定義を確認する
Googleはリンクレポートをサンプルとして説明し、独自の正規URL集約、重複処理、表の上限を定めています。Semrushもフィルターや出力上限を公開し、同じ製品群でもBacklinksとBacklink Auditの範囲が違う場合を説明しています。数字を解釈する前にこうした定義を確認します。このワークシートは独自索引やGoogleの正規化を再現せず、明示した一つのルールを二つの入力に適用するものです。
Semrush · Backlinks / Backlink Audit
個別レコードで差を調べる
Aのみ、Bのみの記録をいくつか選び、元の出力、リンク元ページ、対象ページを適切な権限で調べます。収集・確認日時、応答、実際のリンクの証拠を保存してください。最初に検出した日は公開日とは限りません。転送、削除、フィルター変更は確認までは仮説です。ページに接続できないことをリンク不在と同一視しないでください。精度調査には信頼できる正解集合、代表性のある標本、日時と手順を定めた評価も必要です。
再現できる比較記録を残す
入力を変えると結果は無効になります。単位を変えると再集計します。検索とページ切替は表示だけに作用し、CSVとHTMLには選択単位の全体を含めます。JSONは入力を復元し、表示フィルターは復元しません。ファイルにないことと、観察されたリンク数ゼロは別です。
Source URLとTarget URLが必須で、Anchor、Rel、Nofollowは任意です。一般的な英語の列名も認識します。CSVごとに2,000件、1MB、JSON下書きは5MBまでです。無効または非対応URLはレコード番号付きで除外します。他の列は下書きに残りますが、観察の識別には使いません。
ファイルとメモはブラウザー内に残ります。プロバイダーやリンク元URLへアクセスせず、提供されたエクスポートを比較します。入力をそのまま残すにはJSON下書きを保存してください。アカウントには保存しません。